顎関節症の原因とは?噛み合わせとマウスピースについて

健康

今日は顎関節のトラブルについて書きます。

 

顎関節のトラブルは歯科に行くと

噛み合わせの問題とされることが多いです。

あとは関節の問題。

 

マウスピースを処方されることもあります。

 

そうした判断は過去の事例から判断されるんですね。
いままでそうだった、ということです。

 

実際どうなのでしょうか?

 

顎関節症の原因は顎関節?

エネルギー整体の視点で言いますと、

原因は噛み合わせでも、関節の問題でもないです。
そういう直接的な原因はおそらく全体の1割くらいです。

 

本当はそれ以外のところに原因があります。

 

例えば、
日本全国で今日の夕食がサンマの塩焼きだった人たちがサンマを選んだ理由って
一つとか二つじゃないですよね。

 

急に食べたくなったから、
テレビで食べてるところを見たから、
安かったから、
新鮮だったから、
青魚が必要だから、
家族に食べたいって言われたから、

 

などなど数えられないほどありますよね。

 

理由は100人いたら100通りありますよね。

 

顎関節トラブルもそれと同じです。

 

顎関節の要因は人それぞれ違うし、

原因が幾つかが重なり合うことが多いです。

 

症例だけでは判断できないです。

 

顎関節は原因?結果?

顎関節のトラブルは原因ではなく結果です。

また、

顎関節には心身の歪みの結果が出がちです。

(それは頭部全体に言えることです。)

 

ですから、

顎関節だけを見ていても見えないことがあります。

 

それは肩こりの原因が肩の筋肉だとは限らない、

ということと同じです。

 

肩こりだからといって、肩の筋肉を揉んだところで治らないですよね?

それは肩こりの原因が肩にないからなんですね。

 

本当の原因がわからないと痛みの迷子になってしまいます。

 

焦らず迷わず進めていきましょう。

原因を突き止めて、

そこに的確にアプローチしていきましょう。

早ければ早いほど体はストレスを感じずにすみます。

 

豆知識。
顎関節トラブルを放置していると
お口周りの老化も激しく進みます。

女性としては聞き捨てならないですよね^^;

 

体を部分部分で切り取るのではなく、全身的に考えていきましょう。

 

さて、噛み合わせの話をしましたので、

次に食いしばりについてもお話ししたいと思います。

 

食いしばりって首や肩の痛みの原因になるの?

 

はい、可能性としては非常にあります。

 

その首、肩の痛み、

もしかしたら食いしばりが原因かもしれません。

 

ここからは食いしばりに関してお話ししていきたいと思います。

 

食いしばりの原因

何かの仕事に集中しているとき、

眠っているとき、

歯をぎゅーっと食いしばっていませんか。



気がつくとしている食いしばり。

「癖」ですね。

 

本人はあまり気付いていない場合もあります。



ですが、

原因不明の肩こりや頭痛がある方に

この「食いしばり」が関係している場合があります。

それもかなりの高確率で。

 

 

それではそもそもこの食いしばり、何が原因なのでしょうか。




・ストレス

・緊張状態

 

といった、精神面の状況があります。

物理的、精神的にストレスの多い状況にあると、

交感神経が優位になり、口の中の筋肉が緊張して、

自然と食いしばりにつながる、とも言われています。





次にどういう症状が出る恐れがあるか。

  • 肩こり
  • 首こり
  • 頭痛
  • 腰痛
  • 顎関節症
  • 虫歯や歯槽膿漏(強くかむため、エナメル質が削れてしまう)

など。


たかが食いしばり、と軽んじることはできません。


食いしばりや歯ぎしりが強い場合は、歯科にて

マウスピースと作ってもらうこともおススメです。

 

めぐりの部屋での食いしばりに対するアプローチ

 

初めに

口腔内の筋肉の緊張、

肩、首周辺の筋肉の緊張を徹底的にリリースします。

 

そして、

食いしばりの原因となっている、

ストレスに対して施術していきます。

 

最後に

癖自体に対しても脳へ直接アプローチします。




この症状は「癖」なので、

筋肉の緩みは感じられても、
一回の施術で癖を矯正することはできません。

 

数回連続して通院することで、

体とストレス、そして記憶に

正しい方法を覚えさせていきます。




食いしばりのある方は、

あごの筋肉が不自然に発達し、

「えら」が張ったような輪郭になることがあります。

筋肉の緊張を緩め、

「癖」に直接アプローチすることで、

食いしばりが緩和され、首肩こりが楽になることに加え、

シャープなフェイスラインが期待できます。



※ちなみに私自身、食いしばりに悩まされた一人です。

私の場合、あごの骨が変形するほどの、ひどい食いしばりでした。


信頼できる歯科でマウスピースを作成し、

同時に食いしばりに関するエネルギー整体を施術した結果、


今ではとっても楽。ほとんどあごの疲れがありません。



食いしばり、歯ぎしりにお困りの方に受けていただきたい施術です。

(マウスピース作成の技術は進歩しており、薄い素材で作ることも
可能になっています。費用としては素材や医院により異なると思いますが、
大体5,000円~7,000円くらいでオーダーメイドできます。
スポーツをされているかたにもおススメです。)

 

食いしばりに関する豆知識

「TCH」というワードを聞いたことがありますか。
Tooth Contacting Habitat の略で、
「歯列接触癖」と訳されています。

 

食いしばりや歯ぎしりはこのTCHの一部です。

 

注目は「接触」という部分。

継続的に接触していると、TCHです。

 

食べたり、話したり、というときは瞬間的に接触しているだけです。
ですので、一日の正常な接触時間は20分とのこと。

 

食いしばったりしていなくても、ただ上と下の歯が接触しているだけで、
さまざまなトラブルが生じる可能性があると指摘されています。

 

正常な位置は、唇が閉じていて、歯と歯間がわずかにあいている状態。
「安静位空隙」といいます。
歯と歯が絶えずついている状態は正常ではありません。

 

ご家庭でもできるTCH対策

①少し客観的になって、自分が歯を合わせているのはどういう時か、を観察してみます。

※パソコン作業、テレビを見ているとき、
料理を作っているとき、掃除機をかけているとき、
髪の毛を洗っているときなどなど、、、

一人で集中しているときが多いようです。


②家のあちこちに「歯を開ける!」

という紙を張り付ける。



一見、陳腐な方法に見えるかもしれませんが、
癖を矯正するには、こうした毎日のコツコツが大切。


まずは「あ、今、歯を合わせていた」

と、自覚することが第一歩です。

歯の食いしばり、歯の接触は 実は健康にとても大きな影響を及ぼします。

事実、顎関節症でお悩みのかたは、何かしらのこの問題を抱えています。


これは
①「クセ」も問題
②お体のゆがみの問題
③心の問題

少なくともこの3点が絡み合ったものです。

歯科や形成外科のみで治癒するのはかなり難しいと思います。


すでに病院にかかられている方も、そうでない方も
めぐりの部屋の整体を受けられています。

特に歯科との併用はオススメです。

お気軽にご連絡ください。