こんにちは。
今日は腰痛やぎっくり腰、ヘルニアについて
お話ししていきたいと思います。
もくじ
腰痛の原因は不明って本当?
日本人の10人に1人が苦しんでいるといわれる腰痛。
驚くべきことに、その80%~90%が正確な原因が不明といわれています。
病院へ行き、レントゲンを撮れば、
「ここの骨の間が狭いな」
「椎間板が飛び出ているよ」
などと診断され、手術、という経緯も少なくありませんが、
その痛みの原因が本当にそうかどうか一つも確証がない、
というのはおどろきではありませんか?
当院にもずっと病院にかよっている、
ブロック注射でだましだまし使っている、
湿布を多用している、
などなど、といったクライアントがおられます。
中には手術をした方も、また痛みを訴えているのです。
よくあるのがヘルニアの手術をしたにもかかわらず、
痛みが変わらない、ということです。
これでは手術や投薬はいったいどういった効果があったのか??
なんか悲しくなります。。。
本当の腰痛の原因
腰痛の原因として考えられるのは、
- 腰椎や背骨の疾患
- 内臓の不調、病気(がんや、大動脈瘤、子宮内膜症、尿管結石)
- 足や腕のねじれ
- 重心のズレ
など、一見関係ないんじゃないの??という原因が隠れています。
たとえ椎間板が飛び出ていたとしても、
それが痛みの原因ではないこともあるのです。
普通、病院に行くとレントゲンを撮られて痛みの原因が診察されます。
骨折や筋肉の緊張、神経が阻害されている・・・・等々
いろいろな原因を言われると思います。
一方で、
もし、レントゲンにわかりやすく映らない場合はどうなるのでしょうか?
原因が目に見えてわからないケースは
病院や整骨院などでは先生の予想(経験値からの)になります。
その予想に基づいた薬が処方されたり、
リハビリなり、治療計画が作られます。
その予想が当たって入ればいいですけど
もし外れていた場合、時間とお金が無駄に費やされてしまいます。
私の例ですが、
高校時代に水泳部で毎日練習に励んでいたんですね。
毎日4,000Mとか5,000Mとか普通に泳いでいました(合宿なんて最悪で1万Mとか泳いでました^^;)。
私は背泳ぎがメインだったんですけど、背泳ぎって肩をぐるぐる回して泳ぐんです。
肩の可動域が広いほど、泳ぎも大きくなるので速くなります。
私はタイムを伸ばしたいばかりに肩を酷使しまくってたんです。
そうしたらある日のこと、肩に激痛が走って、
ついには泳げなくなってしまったのです。
先輩から整形外科を紹介されて、渋々行って来ました。
すると、「湿布を貼って安静にしていなさい」
と言われておしまいでした。
湿布はいつまで貼るのか?
冷湿布でいいのか?
湿布を貼るということは炎症なのか?
どの部分が炎症を起こしているのか?
などの説明は全くありませんでした。
今でこそ私は原因を調べることができますが、
当時はただ湿布を貼って、
プールサイドから部員の練習を眺めていることしかできませんでした。
通常の病院などの診察で原因を究明し尽くして
対処をする、というのは非常に難しいと思います。
腰痛の痛みと不安
痛みがあると不安になります。
不安は緊張を生みます。
緊張をしていると痛みが強く感じられます。
例えば、
冬の寒い日、体は寒さで緊張しています。
そんな時、足先をちょっとどこかにぶつけただけでものすごく痛いですよね。
それと同じように、
緊張していると、緊張していない時よりも痛みが増します。
ですので、痛みがある時は早い段階で
原因を究明し、いち早くそこに対処する必要があります。
それができれば、体が治癒を始めます。
顕在意識で理解できなくても、
体が治癒を始めれば潜在意識が働いていることになるので、
体は良い方向へ進んでいる、ということです。
すると、
潜在意識が全身に良い影響を与えます。
自分は良い方向へ進んでいる、という流れにあるので、
心身は自然と弛み、大きな安心感に包まれます。
腰痛と骨盤について
「骨盤矯正」
「骨盤ダイエット」
「骨盤のゆがみ」
…
骨盤に関する書籍やエクササイズ法が世の中に氾濫するなか、
それでもまだ、この「骨盤」というワードが
どうしてここまで女性を引き付けるのでしょうか。。
それは、、、きっと、そこに私たち女性の
大切な大切な「子宮」があるからだと思うのです。
「女性は子宮で考える」なんて聞いたこともあります^_^;
特別な「子宮」を守る骨盤が歪む、ずれる、となると、
とっても困る!と本能的に感じるのではないでしょうか。
ここで、骨盤のずれる仕組みを考えてみませんか?
骨盤がずれる原因
①生活習慣
②重心のずれ
③足の故障(骨折やねんざ等)
④内臓不調
⑤その他
⑤のその他はおおざっぱ過ぎますが、ホントに
たくさんのその他の理由があります。
ここで申し上げたいことは、
骨盤は自分から、うんしょ、うんしょと、ずれることはないのです。
つまり、
「骨盤のゆがみ、ずれ」は結果
であって、不調の原因ではないのです。
私も、このシンプルかつ、当たり前のことを知った時、
少なからず、驚きました(+o+)
でも、少し考えたら、当たり前のことなんですよね。
骨盤ベルトや、骨盤矯正をすることが、
全く無意味、とは申しませんが、
そうすることは対症療法である、ということは申し上げたいと思います。
理想的な整体では、
骨盤を整え、邪魔をしているダメージを抜きます。
骨盤は、「子宮」をはじめ、
大切な内臓を守る、支える役割を持つ、
大切な部分だからです。
骨盤は大切な体のパーツです。
でもすべてではありません。
骨盤整えてOK!ではないです。
私たちの体は、もっともっと複雑で、不思議です(*^_^*)
骨盤は整体において、整えるポイントではありますが、
極端にいうと、重要性だけを言えば、もっと大切なポイントがあります。
骨盤にフォーカスしてしまう気持ちはわかります。
(私もそうでしたから^_^;)
しかし、それと同じくらい、
生活スタイルや重心、運動、姿勢など、
あなたを支える他の部分にも注目する価値はあると考えています。
腰痛に対するアプローチ
- 腰椎、腰の筋肉の緊張をリリース
腰にかかわる筋肉はさっと数えるだけでも5~6種類はあります。
それら一つ一つのダメージを丁寧に除去します。
そうすることで、引っ張られ、ゆがんだ骨格を元に戻し、
神経への刺激(痛み)を解消します。
- 骨盤や関節を調整
「骨盤を調整すれば、腰痛は解消する」という考え方が
数年前に流行りました。
もしかしたらこれを読んでいる方の中にも
誤解されている方がいるかもしれませんが、
骨盤の歪みは、原因ではなく、結果です。
原因を見ずして、結果にアプローチしても成果は見込めません。
当院では補助的に骨盤調整を行います。
- 内臓調整
一番大切!!といっても過言ではないほど、
大切な施術です。
腰痛を抱えている方のほぼ全員に内臓の不調があります。
どういった不調か、丁寧にさぐり、調整していきます。
場合によっては内臓の病気が原因の場合もあります。
- 足や腕もダメージ調整
足や腕にダメージを抱えている方もとても多く見受けられます。
その場合はその他の場所と相関関係にもありますから、
この一連の施術を通して前に進むことができます。
以上、当院の施術をご覧いただきますと、
すべて治癒力を高める、ベース作りを基礎としたメニューということが
お分かりいただけるかと思います。
「なぜ、このような遠回りをするのか?」
「早く痛みだけ取ってくれ!」
そう、思われますでしょうか。
一時しのぎの施術が治癒まで遠回りになってしまいます。
慢性的な痛みを抱えたクライアント様ほど、
ブロック注射やショック療法などの痛みから逃れる
治療を選ぶ傾向がございます。
無理もありません。
長年、その痛みに苦しんできたのですから。
しかし、
あなたには治癒力が残されています。
あなたにしか治せない、あなたの痛みがあります。
ご自分の治癒力でその痛みから脱するお手伝いをする整体院もあります^ ^。
「そんなことできるわけがない」
そう思いますか?
私はスポーツで痛めた長年の腰痛を整体で克服しました。
絶対治らない!と思いました。思い込んでいました。
しかし、治りました。
次はあなたが体験してみてください。
本当の原因が分からない腰痛。
だったら、自らの治癒力に頼る治療を始めませんか?
腰痛まとめ
もし自分の治癒力で良い方向へ進む経験ができれば、
それは自分自身の力を信じられるということ。
つまり、
これからはもっと自分の隠れた才能にも気づいて、
もっともっと才能を活かして生きていけるはずです。
治癒力を使わない生活をして来たからこそ、
これからは伸び代がたくさん残されていることになります。
これからはどんどん良くなるだけです^ ^
最後に、
腰痛でお困りのクライアントさんに共通する点があります。
それは・・・
- 食べ物や飲み物、食べ方や飲み方など食に関すること。
- 眠り方、寝方、寝る時間など眠りに関すること。
- 姿勢、座り方、立ち方、歩き方。
これらを少しずつ変えていくことで
腰痛に良い影響を与えることができます。
食べる、寝る、起きている時間。
この基本的なところを変えるだけで
腰痛に良いなんて。
病院などでも聞いたことがないと思います。
手術や薬で腰痛をどうにかしよう、
となるのも今の時代、仕方ないかもしれないです。
それ以外の道を知らないだけで、
もし自分が持っている治癒力を活用する方法さえわかれば、
今より良い方向へ進めたら。。。
それってすごくいいことですよね。
だって、自分の力で治癒しているんだから!
腰痛の本当の原因は
お一人お一人違いますし、
対処方法もお一人お一人違うのが本当のところです。
ですので、
よくある腰痛予防体操とか腰痛ベルトとかも
合う人合わない人がいます。
まずは今のライフスタイルで改善できるところを
振り返ってみてください。
たとえ整体などに行って一時的に痛みが消失しても、
ライフスタイルが以前と変わらないままでしたら
またすぐに元に戻ってしまいます。
なので腰痛になったら、それを良い機会として
腰痛対策とともにライフスタイルも一緒に変革して行きましょう。
食べる、であれば暴飲暴食や冷たいものや自分に合わない食べ物をさける。
寝る、であれば早寝と寝具にこだわる。環境にもこだわります。
起きている時は、1時間に1回は動いたり、姿勢をよく保ちます。
今日から、今からでも始められることがたくさんあります。
一時的な痛みの消失ではなく、
腰痛が再発しない、根本的に身体を整える方向へ進んでいけたらと思います。
私も学生時代はバスケットボール部に入っていて、
そこで腰を壊してしまってからずっと腰痛に悩まされていました。
もう絶対に治らないものだと思いましたが、
今は腰痛は全くありません。
嘘みたいになくなりました。
腰痛はストレスなど精神的な面もありますから
なんとも言えませんが、
治らないものではありません。
必ずしも手術をしなければいけないものでもありません。
あなたの腰痛が少しずつ良くなって
身体を自在に動かせる自由を手に入れることを祈っています。
最後までお読み頂きましてありがとうございます。