なおです。
女性が「起業したい」というのは、今や20代だけでなく、30代、40代の主婦の方からもよく聞くようになりました。
20年前には考えられない時代になりました。
誰でも起業を実現できる時代です。
起業はもはや男性だけがするものではありません。
経済産業省が発表している2012年のデータによると、新規起業家の実に28%が女性です!
この数字はとても勇気付けられる数字ですよね。
起業したい!と思っているのはあなただけではありません。例えば、2012年に起業した人の4人に一人以上が女性なのです。
これは何を意味しているか、というと、女性でも起業が十分にできる。いやむしろ、女性だからこそ起業が向いている、ということだと感じます。
その理由を示します。
1.時間の自由が効く
自分で起業をすると、自分でスケジュールを決めることができます。
自分のお店を開くのであれば、開店時間、閉店時間、営業日も全て自分で決めることができます。
例えば、あなたが朝は家事や育児で大忙しだとしたら、開店時間をお昼からに設定することもできます。
土日を家族の時間に当てたければ、平日だけの営業でもいいのです。
2.リスキーな選択をしない
主婦起業の場合、日常生活の感覚が優れています。
毎日の買い物で無駄を省く練習もしていますし、経済感覚ができ上がっています。
ですので、
自分の財産全てを投資して勝負に出る!
なんてことは決してしないでしょう。
安全な道を選ぶマインドが出来上がっているので、生活基盤が崩れるほどの起業は考えません。ですので、主婦こそ起業に向いているのです。
3.人生経験が豊富でコミュニケーション能力も高い
主婦の多くの人が気付いていないこと。
それは人生経験が豊富で、コミュニケーションが取れるということです。
なぜなら、
恋愛、結婚、子育て、家事、子どものPTA、習い事のお付き合い、などなどを経てきているので人の心の痛みや、人生の浮き沈み、人とのお付き合い方法、気遣い、などが自然にできるのです。
「いえ、わたしは全然人付き合いが苦手で」
なんて言っている人ほど、気遣いが半端なかったりします。
これらの能力は数値化されていないので、自分でもわからないだけで、起業とビジネスを続けていく上でとても重要な能力なのです。
また、シングル女性においても、気遣いやコミュニケーションの細やかさなどはビジネスにおいて大きなアドバンテージになります。
注目して欲しいのですが、この能力、つまり気遣いやコミュニケーション能力は数値化されないために、再就職や転職活動の時は評価されにくいです。会社勤めではこの特殊な能力が認めてもらえないケースが多く、宝の持ち腐れ。社会にとっても非常にもったいないのです。
だからこそ、自分で活かす起業という道が最適です。
まとめ
女性の起業について書いてきました。
最近では女性、男性と分けることは前時代的でもあります。
全ての人が起業できる社会になるのが理想ではあります。
ただ、日本では残念ながら、いまだに男性目線のシステムがたくさん残っています。男性並みに働く体力や気力、時間がない方は、男性システムの中で戦うよりも、自分で起業することをおすすめします。